ゆとり世代と団塊の世代の狭間で働くサラリーマン猫です

two kittens boxing or playing

初めまして。リーマン猫です。

僕は営業で働いているんですが、良い上司と悪い上司っていますよね。

その分かれ目は言葉の選び方だと思うんです。

言葉一つでやる気になったり、やる気がなくなったりするのに、言い方ですごく損しているなぁ~って思います。

悪い上司は自分のイライラした感情をそのまま言葉に乗せてしゃべったり、わざとカチンとくる言い方をしたり・・・。

昔のスポコン漫画みたいに「なにくそ!負けるか!」っていうのを期待しているなら、今の時代には合っていないと思うんです。

逆に良い上司は相手の性格に合わせて柔軟に対応できる『人間力』がある人ですね。

相手の気持ちを考えて、欲しい言葉をかけてくれたりします。

そういう上司だと「この人が上の人に怒られないように頑張ろう」って思えます。

ゆとり世代の子は仕事ができるけど打たれ弱い

20代の子に仕事を教えていて思うんですけど、ゆとり世代の子達ってパソコンに慣れてる子が多いですよね。

最初は緊張でもたつく事もあるけど、仕事は真面目にするし、覚えるのも早いと思います。

僕はゆとり世代の少し前の世代になりますが、ゆとり世代の子達は仕事はできるけど、否定される事に慣れていない子が多い気がします。

ちょっとキツイ事言うとすぐに辞めてしまうんです。

言われた事を正面から真面目に受け止めすぎるんですよね。僕なんか右から左に受け流しますけど(笑)

なので20代の子がなかなか育たなくて僕はいつまでも下っ端(涙)

今現在、40~50代の上司は団塊の世代に鍛え上げられた人達なワケです。

「昔は灰皿が飛んできた」とか「殴られて歯が折れた」とか、今なら警察沙汰な過去も彼らにとっては誇らしい武勇伝なんですよね。

「こんな時代を生き抜いてきた俺たちに比べてお前たちは何だ!」ってなるのかなと思います。

虐待された親が子を虐待する連鎖みたいな感じですよねぇ・・・自分がされて辛かった事は繰り返さない努力をして欲しいものです。

仕事に対するベースの考えた方が違うけどやる気はあります

僕たちの世代は仕事とプライベートは分けたいし、できるだけ定時で帰りたい、お給料だけ欲しいって考えの人が多いんじゃないかなぁ。(僕だけだったらすみません・・・)

仕事のやり甲斐も感じたいけど、プライベートを最優先したいんですよね。もちろん仕事はちゃんとしますよ。

でも『仕事<プライベート』って考え方が「仕事もできないくせに何を甘い事を言っているんだ!」と思うのが40~60代の方達なのかなと思います。

仕事に対するベースの考え方の溝が今の30~40代の間にある気がするんですよね。

ゆとり世代の子は仕事はできるんだから、言葉を選んで上手く使ってあげないと後輩がいつまでたっても育ちません。

僕が付きっきりで教えてあげた6ヶ月~1年間が上司の心ない一言でパァになったりします。

そうなると即戦力になる中途採用を募集して、給料をたくさん払わなければいけなくなります。

中途で来る人は会社に見切りをつけるのも早いので、合わなければすぐに辞めていきます。会社にとっては本当に悪循環です。

仕事を失敗したら頭ごなしに怒るのではなく、次回失敗しない方法を一緒に考えてあげる位の歩み寄りがないと、30歳以下が1人もいない会社になってしまいますよ。

40~60代の方は「そんな甘い事を・・・」なんておっしゃらずに、部下の上手な使い方などのビジネス書を読んであげてください。

そして1年位は結果を求めずに長い目で育てないと、新卒の子を採用するだけお金の無駄だと思います。

僕が上司になる日が来たら、新卒の子は宝物の様に育てたいと思いますm(__)m

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