派遣会社に登録して仕事をもらうには、会社の登録会への参加が第一歩です。
たいがいの派遣会社では、まずインターネットで仮登録して登録会に予約し、一度出向いて派遣社員として登録する流れになっています。
登録会では適性テストやスキルチェックのほか、面談を行って登録者の希望条件を訊いていきます。
派遣社員として働くには、人材派遣会社との雇用契約を結ぶことになります。
一般的には、派遣会社のほとんどはホームページがあり、そこでまずWeb登録をします。
住所や氏名、簡単な経歴を記入して送信すると、仮登録されます。
その後、登録会という会に参加して自分の希望やプロフィールなどを登録して本登録に至ります。
どの派遣会社も登録会の参加は無料で、土日祝日や夜間にも開催している会社もあります。
登録会はおよそ2時間から3時間ほどで終わることがほとんどです。
たいていの場合、まずは登録カードと呼ばれる用紙に希望の職種や業務など必要事項を記入し、履歴書や職務経歴書とともに提出してプロフィール登録とします。
その後、派遣会社スタッフを通して派遣の仕組みや仕事の注意点、福利厚生などについての説明があります。
ビデオを観て説明する会社もありますが、たいていの場合担当者がいて説明を補助します。
不安な点や疑問点があったら、ここで担当スタッフに質問しても構いません。
説明そのものは、およそ20分程度で終わります。
その後、スキルチェックが行われます。一般的にはPC操作のテストです。
ワードやエクセル、パワーポイントなどのオフィスのデクスワークで必要なスキルをチェックしていきます。
計算問題や漢字テスト、一般常識問題などを行う場合もあります。
これはあくまでチェックで、この結果で合格や不合格などを出すわけではありません。自分の持っている力でそのまま受けましょう。
スキルチェックの後に、コーディネーターとの面談があります。
具体的にどのような経験を持っているのか、前職では何を主にやっていたか、また今後どういった職種に就きたいか、などを質問されます。
なるべく具体的に答えられるよう、自分なりに想定してすんなり回答できるようにしておきましょう。
アピールしたい経験やスキルがあれば、ここでコーディネーターに伝えます。登録会はほとんどの場合、説明とプロフィール登録、スキルチェック、面談の4点セットです。
仕事の紹介は、即日の場合もあれば、後日ということもあります。
近年は派遣社員に対する需要が高まっているため、面談後に直接派遣先に行くことも珍しくありません。
服装は清潔感のあるオフィスカジュアルでまとめましょう。
後日の連絡待ちでは、1週間から2週間ほどで仕事が紹介されることが多いという情報があります。
未経験の職種でも働くことができる仕事も多くあり、また派遣会社がスキルアップの研修を行ってくれることもあります。
派遣の仕事をするには、まず派遣会社に登録する必要があります。
その登録を行うのが登録会と呼ばれる会で、どの派遣会社でも無料で実施しています。
土日や夜間に開催して、登録利用者の便宜を図っている会社もあります。
ここでは派遣の仕組みについての説明や面談のほか、スキルチェックというテストが行われます。
スキルチェックは文字通り、登録者にどのような仕事上の能力がどの程度のレベルまであるのかをチェックするためのものです。
一般的にはPC操作のテストを実施する会社が多く、ほとんどの派遣会社でワードやエクセル、パワーポイントなどの使い方についてのテストや、タイピングテストを行っています。
タイピングテストでは、画面に表示された数字やひらがな、文章を同じように入力していき、決められた時間内にどれだけ正確にできるかというテストが行われます。
また、ワードでは、パソコンの画面上の文章の一部を太字にする、ヘッダーと改ページを入力するなどの初級レベルのテストが行われます。
エクセルでは指定された部分を色で塗りつぶしたり、罫線を挿入したり、基本的な使い方をマスターしているかどうかをテストします。
また、漢字のテストや計算問題などのテストを行う場合もあります。
このほか、外国語を使う仕事ではヒアリングチェックやタイピングチェックなどを行ったり、一般常識や高校や大学の入試問題のような形式の筆記試験を実施することもあります。
IT専門職ではさらに高度な入力スキルのチェックを行うなど、それぞれの専門に関するスキルチェックを行うこともあります。
登録会のスキルチェックは試験ではなく、まさにスキルの把握が目的で、合格や不合格などを発表するわけではありません。
基礎的なオフィス作業にどの程度慣れているかを図るために行うものです。
希望職種によって若干の違いはありますが、ほとんどは基礎レベルの問題です。
スキルに不安のある人でも、自分なりにできる限りのことがやれれば、それで問題はありません。
多くの派遣会社では、スキル不足の人や、さらにスキルアップを図りたい人に向けた研修プログラムを多数用意しています。
仕事を紹介された後も、様々な形でスキル向上のためのサポートを受けることができます。
最初はワードやエクセルなどに不安のある人でも、まずはチェックを受けて、そこから派遣会社と話し合いながら、自分の希望職種にあったキャリアプランを立てて仕事スタートを目指していきましょう。
無料でできるスキルチェックが載っているサイトです。
ビジネスマナーやメールの出し方、漢字や電話対応、エクセルやワード等、スキル的なテストからコンプライアンスや一般常識を基にしたペーパーテストもあります。
派遣会社での登録会では、スキルチェックのほかに一般常識テストが課されることが多くあります。
社会人としての常識をきちんと持ち合わせているかどうかを試すテストです。
近年、ゆとり教育などと揶揄された世代が働き手となるにつれ、一般常識について知識がない人が多くなったと言われており、多くの派遣会社が一般常識テストを導入しています。
具体的な問題はそれぞれの派遣会社で異なっており、希望職種とは関係なく社会や政治、ビジネスマナーなどについての常識問題を出題します。
たとえば衆議院や参議院の任期は何年かといった問題や、心的外傷後ストレス障害のことを英語の略語でなんというか、ことわざで「二階から○○」といえば空欄に入るのは何か、上司への不測の事態を連絡するのに適した手段は何か、などといった質問が出されます。
多くは選択問題です。漢字の読み書きや計算、英語の読み書き、敬語の使い方などを答える問題なども出題されます。
知識や教養については義務教育を受けていれば答えられる範囲で、ビジネスマナーについては社会人としての常識を持っていれば可能な範囲と言われています。
特に準備といったものは必要ないと言われていますが、自信のない人は、社会人向け・新卒向けの一般常識テストの問題集などが売られていますから購入して勉強しておくとよいでしょう。
また、インターネット上にも一般常識チェックのサイトは数多くあり、試してみるとだいたいの傾向はつかめます。
なかには手紙の書き方やビジネスメールでのやり取りの仕方、また企業のコンプライアンスに関する問題などを出題することもあり、厳しくチェックされることもあります。
個人情報の取り扱いや会社の機密情報に関する留意点などを質問されることもあり、ある程度の事前の準備が必要になるケースもあります。
とはいえ、派遣社員が要求されるのはビジネススキルで、一般常識テストを過度に心配する必要はありません。
秘書や広報などといった対人スキルが試される職種では、秘書検定テストなどの対策がしてあれば充分ですし、義務教育以上の知識と、社会人としての常識を身につけていれば問題はありません。
あまりにも得点が悪いと問題視されることはありますが、社会人としての経験がある人であれば、ほぼ問題のないレベルと言われています。
ネット上には多くの一般常識テストのサイトがあるので、試しにやってみるとよいでしょう。
満足いく結果の出ないときには、書籍などで一度おさらいしておけば安心です。
派遣社員として働くためには、派遣会社に登録して、そこから派遣先の会社に出向く形になります。登録にあたっては、スキルチェックと面談が重視されています。スキルチェックではワードやエクセルなどデスクワークで必要なPC操作の能力をテストし、その結果と履歴書や職務経歴書などと合わせて、採用担当者が登録希望者に対して面接を行い、仕事を紹介できるかどうかを判断します。
面接はほとんどすべての派遣会社で行われ、こちらを重視する会社もあります。スキルチェックの結果がふるわなくても、面接で良い印象を持ってもらえれば今後の仕事の紹介もしてもらいやすくなります。
面接では、その人の人柄や印象を見ていきます。重視されるのはコミュニケーション能力で、質問に対するレスポンスやどの程度的を射た回答か、話を聞く姿勢、言葉遣いなどをチェックされます。
経験やスキルについてはすでに会社側は資料を持っており、それとは別の基準として「この人を派遣先に送り出して大丈夫か」ということを判断していきます。
周囲とのコミュニケーションを円滑にできる人だと判断したうえで派遣先を紹介していきます。仕事への意欲があるかどうか、責任感を持って最後までしっかり働いてくれる人かどうかを判断します。
また仕事や環境への柔軟性も問われます。自分の希望条件と完全にマッチする派遣先があればそれですんなりと決まりますが、そうでない場合も多くあります。
出勤日や出勤時間、残業があるかないか、週の勤務時間、企業の有名度や安定度などについて希望する条件に合わないケースもあり、このすり合わせも行います。
どうしても譲れない条件も登録者側にあるのは当然ですが、あれもダメ、これもダメと条件を厳しくしすぎると、仕事はなかなか紹介してもらえません。
ある程度の優先順位を想定して、譲歩できる部分を用意しておきましょう。たとえば勤務地は多少遠くてもいいとか、有名企業でなくでも構わないなどの指定条件を緩和できる部分は譲歩した方が、選択肢の幅は広がります。
また、面接官はコミュケーション能力だけでなく、その人の持っている全体的な雰囲気から信頼感を持てる人かどうかを判断しています。仕事を任せて大丈夫だと思える人、社会人としての素養が充分である人、責任感のありそうな人などを判断しています。相手を不快にさせるような態度を平気で取る人は少なくないと言われています。社会人らしい適切な態度で接しましょう。
派遣会社に登録して働く際には、派遣契約を会社と結ぶことになります。
あらかじめWeb上で仮登録し、派遣会社の登録会に出向いて、パソコンを使ったエクセルやワード等の実務経験を活かしたスキルチェックや面談で経験の有無などを行って個人情報を本登録。
そこから希望エリアや希望する仕事を紹介されることになります。
企業によっては一般常識テストやヒューマンスキル、ビジネスマナー等のチェックをするところもあります。
タイミングが合えば即日で仕事を紹介してもらえることもあれば、後日電話などの連絡で希望条件と一致した仕事を担当者から紹介されることもあります。
仕事を紹介されたら、派遣先の企業の事業内容や詳細な仕事の内容、勤務地や契約期間、勤務時間などを確認して、しっかりとメモを取っておきましょう。
休日の制度も企業によってばらつきがあります。一般的には、雇用契約自体は派遣会社との合意によって成立します。
この合意は口頭でも成立させることができるため、あいまいに返事をせずにやるならやるとはっきりと回答しやる気を伝えましょう。
1週間以上の派遣期間のある仕事については、「労働条件通知書兼就業条件明示書」という書類が発行されます。
仕事の条件を書面にしたものです。契約期間、就業場所、業務内容などの事項がその会社の仕事情報として記載されています。
この書面には、このほか休日や休暇の制度、賃金の計算方法、退職の手続きについて記載されています。
これは労働法で定められており、1週間以上の勤務では必ず発行しなければならないことになっています。
これ以外の事柄については、書面で通知しなくてもよいことになっているので注意が必要です。
たとえば昇給、退職手当、ボ-ナス、災害補償や疾病扶助などついては口頭で通知すればよいということになっており、この点で気になるものは最初に質問しておく方がよいでしょう。
口頭による通知で良いとされる部分について、働き始めた後でおかしいと気がついても、すでに口頭で伝えてあるはずだと押し切られてしまう危険もあります。
しっかりと確認しておきましょう。
たとえば、労働者に負担させる費用という項目があり、これは口頭通知でよいことになっています。書面に残るものではありません。
近年問題になっている派遣会社での備品購入強制というのがあります。業務に必要な備品を、こちらが自費で用意しなければならないという問題です。
備品購入については口頭の通知で良いということになっており、たとえ強制であっても、会社が強制でなく任意だったと主張して責任を回避することも可能です。
派遣会社に登録して働き始めるときには、書面に記載された項目だけ確認して安心するのではなく、口頭での説明もメモしておきましょう。
説明があいまいであったり、確認したい点があったりした場合には、面談をした時に担当者に質問しましょう。
派遣会社の登録には、基本的に合格不合格というのはありません。
登録会に行ってスキルチェックや面談をすれば、本登録になるのが普通です。
後になって合格や不合格の通知が来るようなことはほとんどありません。
ただ、派遣会社が「この人には仕事をさせられないな」と思った場合には、派遣先を紹介しないということはあります。
こういった場合には、いくら待っても仕事は決まりません。
登録会では、まず氏名や希望職種などを登録カードに記入してスキルチェックを行い、面談を行います。
このとき面接官はスキルチェックの結果や履歴書、職務経歴書などを手にしており、それを元に登録者に質問をしていきます。
このときの感触で、おおよその合格不合格が理解できると言われています。面接官の反応を見ておきましょう。
採用したい、この人には紹介できる仕事があると面接官が判断している場合には、いい手ごたえがあります。
いつから働けるか、家庭の事情について質問され残業は可能かと訊かれる、また給与について具体的な話をされるなどといった場合には、すでに面接官には紹介したい仕事があると考えていいでしょう。
今後のスケジュールの確認などをされる場合にも、紹介したい仕事とのマッチングを考えていると判断できます。
逆に、不合格である場合には面接官から受ける感触がよくないことになります。
具体的な話がなく、穏やかに雑談だけで終わってしまう場合などがそれにあたります。具体的なスケジュールの話や給与面での折り合い、残業は可能かなどの話が出ないときには、ほぼ紹介できる仕事はないと考えていると判断できます。
こういったときにはあくまで穏やかに「今日はお越しいただきありがとうございました。
何かありましたらご連絡差し上げます」などのように送り出されます。
派遣会社が直接相手に不合格ですと告げるケースはまれで、普通は好印象を維持しながら送り出されることになります。
派遣会社としては人材をとりあえずストックしておきたいという考えがあり、また嫌な印象を持たせて悪評を立てられても困るため、最後までにこやかで円満な雰囲気を維持します。
派遣会社の合格不合格の基準はあいまいで、たとえばスキルチェックでどの程度の結果であれば合格なのかといった情報はなかなか出てきません。
会社によって採用の基準は違いますし、面接の担当者によっても違う場合があります。
一般的には2週間経っても何も連絡がなかったら不合格と判断してよいと言われています。
派遣登録したのが一社だけだと、担当のキャリアコーディネーターが自分に合わなくて印象が悪かったりすると、派遣先をなかなか紹介してもらえないケースもあるため、派遣会社は複数登録しておくことがおすすめです。
社員採用における顔採用というのがあり、美人は有利になるのではないかというのは、就職シーズンでは話題になることのひとつです。
特に、就職活動まっただ中の学生にとっては特に気になる問題のようです。
とあるテレビ番組が、会社の人事担当者に対してモデルの人と一般の学生を顔で判断してもらったところ、見事にモデルの人に採用が集中して話題になったこともあります。
「やはり顔採用というのはあるんだね」という感想が多く寄せられています。
派遣会社の登録でも顔採用があるのではないかと疑問に思う人も少なくありません。
実際には、たとえば秘書や広報、受付などの仕事では容姿を気にする会社があると言われています。
2006年には、ある人材派遣会社の持っている登録者のプロフィール欄に風貌という項目があり、太目・容姿老・不潔感・茶髪などが記載され、また虚弱体質や言葉遣い悪い感ありなどと書かれていたと報道されて話題になりました。
会社によっては人材派遣会社にオファーを出す際に、美人というだけではなく、お嬢様っぽい人がいいとか、ギャルっぽいのはNGなどの容姿を含めた雰囲気についての依頼があると言われています。
美人を採用すると男性社員のモチベーションが上がるという研究結果もあり、容姿に関する希望は面接官を通して多かれ少なかれあるとされています。
しかし、ある人材派遣会社のコーディネーターによると、就活面接では、顔採用というのをあまり気にする必要はなく、むしろ清潔感や受け答えの良さなどを気にして好印象を残した方がいいとされています。
日本の企業の場合、能力やスキルも大切ですが仲間として一緒に働けるかどうかを重視する傾向があります。
空気を読むとか、周囲を気に掛けるなどの能力が期待されているのは事実と言っていいでしょう。
派遣会社に登録する際には、自分の容姿がいいかどうかというより、社会人として他人を不快にさせることはないことを面接担当者にしっかりアピールできた方が得をします。
あいさつをしっかりできることや、笑顔で受け答えできること、髪型や髪の色などに気を配ることなどを大事に考えましょう。
人材派遣会社は、派遣先に確かな人材を送ることが使命です。
仕事に関連性のあるスキルがあることに加えて、清潔感があり、コミュニケーション能力もあることも重視されます。
暗い表情に見えないよう化粧にも気を配りましょう。派遣会社の登録会では、ノーメイクで行かない方がいいと言われています。
派手すぎない程度にメイクして、外面にも気を遣っていることが相手に伝わるようにしましょう。
美男美女を選ぶ顔採用の会社は確かに存在していると考えられていますが、そうでない会社の方が圧倒的に多いと言われています。
例えば美人で無愛想な人よりも、笑顔や素直さなど明るい表情の人が選ばれる可能性が多いのです。
派遣社員として働くには、まずほとんどの場合にインターネット上で申し込むことになります。もちろん電話でも構いません。
その際に担当者から登録説明会に来てくださいと案内されることになります。
一般に登録会と呼ばれる説明会では、仕事の紹介から働くまでのフローや勤務のマナーなどについての説明があり、その後スキルチェックや面接を経て本登録となります。
当日に持参する必要のあるものとして、まず履歴書と職務経歴書が挙げられます。
近年では履歴書不要という会社も増えてはおりますが、ほとんどの会社ではこの2つは必須です。
また、履歴書不要の会社では、現地で会社の用意した用紙に履歴を記入するという場合が多いため、あらかじめ履歴書の形で書いておくと便利です。
持っているエクセルやワードなどの資格や今までの職歴や経験は、派遣会社にとってどのようなスキルを持った人なのかという重要な情報ですから、間違いなく記入していきましょう。
企業が経験者優遇というような求人情報を出している場合には、そのような職歴や経験から紹介をしてもらえる可能性が高まります。
また、本人確認書類が必要になります。
一般的に公的機関から発行されたもので、現住所と氏名、生年月日が記載されたものを本人確認書類として使用します。
代表的なものが運転免許証です。
運転免許証は警察庁が発行するもので、本人確認書類として最も一般的であり、信用度が高いと言われています。
運転免許がない場合には、保険証やパスポートなどになります。学生の場合には学生証で構いません。
また、住民基本台帳カードでも通るケースがあります。
運転免許もパスポートもない場合には、一応会社に確認を取った方がいいでしょう。
また、給料の支払いに使う口座の分かるものが必要になります。キャッシュカードや通帳など、口座情報の記載されたものを持参します。
派遣会社によっては振込先の銀行を指定される場合があり、前もってその銀行の口座を開設する必要のある場合があります。
銀行口座は近年では開くのに厳しくチェックされることがあるため、派遣会社から指定された口座であることを告げる必要があります。
また、大手でなくマイナーな地方銀行などを利用している際には、前もってその銀行口座で大丈夫かどうか確認した方がいいでしょう。
また、登録用の写真が必要なケースが多くあります。履歴書に貼る以外に、もう1枚撮っておきましょう。
写真の裏には自分の名前を書いておくのを忘れないようにしましょう。スピード写真ではなく、できれば写真館などで撮ったものがベターです。
一般には3ヶ月以内に撮ったものがいいと言われています。
また、印鑑が必要になることがありますが、いわゆるシャチハタでは不可であることも多いので、これも確認が必要です。
また、書類に記入するための筆記用具も必須です。
仕事説明会で渡された資料はきちんと目を通すようにして、会社情報や労働契約書等、最低限知っておいた方が良い情報内容も確認するように気をつけましょう。
■この記事の監修者:としぞう氏
派遣の営業担当者として働く中で日々起こるトラブルを面白おかしくまとめているブログ「実録!負け組人生!?派遣会社の裏の裏!」運営者の「としぞう」氏。
人気ブログとなったことから、本も2冊出版しています。
10年以上、派遣業界に関わる中で得た知識や経験を元にご監修いただいております。
派遣会社に登録して仕事をもらうには、会社の登録会への参加が第一歩です。
たいがいの派遣会社では、まずインターネットで仮登録して登録会に予約し、一度出向いて派遣社員として登録する流れになっています。
登録会では適性テストやスキルチェックのほか、面談を行って登録者の希望条件を訊いていきます。
派遣社員として働くためには、派遣会社の登録会に参加する必要があります。
インターネット上でできるのは、あくまで仮登録までで、そこから登録会に予約して、会社に実際に出向いて初めて本登録に至ります。
本登録の目的は、登録のためのカードに必要事項を記入してもらい、面談やスキルチェックテストを通して、派遣先とのマッチングを図ることです。
登録者の希望条件と合う職種の職場を選ぶための会です。
派遣会社に登録するには、たいていの場合はまずインターネットでエントリーして、その後登録会に参加することになります。
登録会のやり方や内容は派遣会社によって違いますが、
などを行うのが普通です。
派遣で働くことは、たとえ今まで無職であったとしても、何らかのアピールできる部分があれば可能です。
派遣社員は、専門性の高い職種について、また仕事の増減が年度内で一定しない職種について、専門家が正社員のできない仕事を請け負う形で取り組むというのが本来の姿です。
ただ、近年の不況で大量の失業者が出ている実態があり、派遣会社としても、こういった人たちを雇用することに積極的です。
また、いわゆるニートと呼ばれる人たちにも門戸を開いている会社も数多くあります。
ワードやエクセルをある程度扱えれば、それだけで事情を汲んで採用に至ることも少なくありません。
派遣社員として働くには、派遣会社に登録する必要があります。
派遣会社に登録してから、スキルや勤務日・時間などを調整して、派遣先の会社での勤務が始まります。
登録にあたっては、履歴書を提出するなど個人情報を会社に提示することになります。
派遣社員として働くには、まず派遣会社に登録する必要があります。
やりたい職業に強い派遣会社を選び、待遇などについて調べた上で、自分に合った会社に書類を提出して、面接などを経て登録に至ります。
提出する書類として主なものが履歴書と職務経歴書です。これは自分自身を売り込むための必須のツールであり、読み手の立場に立って、見やすい履歴書を丁寧に作成していきましょう。
派遣社員として働くためには、派遣会社に登録することが第一歩となります。どのようなことを登録するのかというと、
などになります。
派遣会社は、応募者からの求人へのエントリーに応じて、これらの情報に照らし合わせて派遣先を決めます。派遣登録では、必要事項を書類に記入するだけではなく、PCを使ったスキルチェックなども行います。
最初の登録情報は、派遣会社にとって、応募者の能力や適性を判断する重要な物差しになります。
大手派遣会社の探し方のポイントは次の5つです。
それぞれの探し方ポイントについて詳しく解説していきます。
職種や勤務地など希望条件がある人は、条件に該当する求人が豊富な派遣会社を選びましょう。
どれだけ求人数が多くても、希望に合った求人が少なければ、なかなか仕事は決まりません。
たとえば、未経験から事務職を始めたい人が、即戦力求人を得意としている派遣会社や事務職求人の少ない派遣会社に登録しても、求人紹介までに時間がかかってしまいます。
とくに職種の希望がある人は要注意です。
大手派遣会社は幅広い職種の求人を扱っているため、どの派遣会社に登録しても希望職種の求人があるだろうと思いがちです。
しかし、派遣会社によっては希望職種の求人数が少ないところもあるので注意しましょう。
希望条件の求人が多いかチェックする方法は以下の2つがおすすめ。
具体的な希望がない人やどんな仕事でもいいから早く働きたいという人は、求人数の多い派遣会社を選ぶのもアリですが、希望条件が明確な人は、全体の求人数の多さを重視しすぎないようにしましょう。
派遣が初めての人や派遣先でのトラブルが心配な人は、希望勤務地や住んでいるエリアに、派遣会社の拠点や支店があるかチェックしてください。
なぜなら、派遣先の近くや住んでいるエリア内に拠点や支店がないと、何かあったときに担当者がすぐ駆けつけられないからですね。
もちろん電話などで対応はしてくれますが、営業担当者が職場に来てくれたり、直接相談できたほうが安心感は大きいでしょう。
また、拠点や支店が近くにあれば、派遣先にも高い頻度で巡回に来てもらえるので、精神的にも心強いのではないでしょうか。
来社登録が必要な派遣会社なら、生活圏内に拠点・支店があるとアクセスしやすいメリットも。
大都市圏に拠点や支店を構える大手派遣会社は多いものの、地方だと拠点・支店がないケースもあります。
さらに最近は、Web登録が可能になったことで拠点や支店を統合する派遣会社もあるので、各派遣会社のホームページで最新情報をチェックしてみてください。
『スタッフサービス』は各都道府県に拠点を構えているので、地方在住者や地方での勤務を希望する方は押さえておくといいでしょう。
福利厚生を重視している人は、自分が使いたい福利厚生が整っているかチェックしましょう。
なぜなら、大手派遣会社の福利厚生は充実しているものの、派遣会社によって内容が違うからです。
たとえば、社会保険への加入や休暇制度などは、今回紹介しているすべての大手派遣会社で整っていますが、交通費の支給に関しては各社で対応が異なります。
以下は、各派遣会社の公式サイトに記載がある、交通費の支給額や条件などです。
派遣会社名 | 支給額・条件など(2022年8月20日調査) |
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テンプスタッフ | 月額上限3万円(※条件あり) |
スタッフサービス | 交通費別途支給(※規定あり) |
パソナ | 月額上限3万円 |
リクルートスタッフィング | 月額上限3万円 |
アデコ | 1ヶ月電車定期代が支給(※条件あり) |
マンパワー | 実費支給(※規定あり) |
いずれの大手派遣会社も交通費支給は大前提ですが、支給額が明確でなかったり、規定があったりと違いがあるとわかります。
前もって確認しておかないと、使いたい福利厚生が活用できなかったという事態にもなりかねません。
また、『パソナ』の「女性向けローン」のように、独自の福利厚生が整っている派遣会社もあるので、使いたい福利厚生がある人は詳細をチェックするようにしておきましょう。
ただし、派遣会社に問い合わせても「登録後に説明します」と対応されることもあるので、実際に登録したことがある人に聞いたり、口コミサイトなどを参考にするのもおすすめです。
スキルアップを目指したい人は、各派遣会社が実施している研修やスキルアップ支援制度の内容を押さえておきましょう。
大手派遣会社なので、研修や支援制度の充実度は高いですが、内容や学び方、無料か有料かは派遣会社によって違います。
自分が学びたい内容のない派遣会社を選んでしまうと、せっかくの研修やスキルアップ支援制度を活用できません。
たとえば、『テンプスタッフ』と『アデコ』の無料eラーニングの内容には以下のような違いがあります。
テンプスタッフ | アデコ |
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・OAスキル ・就業の基礎知識 ・テレワーク ・ビジネススキル ・語学(英会話/英文) ・専門スキル(CAD/貿易/経理) ・就職・転職支援 |
・ビジネスマナー ・コミュニケーション ・セルフマネジメント ・テレワーク ・OA ・ビジネス英語 |
テンプスタッフには「L-TEMP」という無料のeラーニングがあり、幅広い受講内容を自宅やテンプスタッフのオフィスで学習できます。
一方アデコは、提携スクールを特別価格で利用できるサービスが中心で、無料eラーニングで学べる受講内容は限られています。
CADや経理を学びたい人がアデコに登録しても、無料では学習できないわけですね。
希望するスキルアップの研修や支援が各派遣会社にあるか押さえた上で、派遣会社を決めるようにしましょう。
各大手派遣会社の特徴をチェックしても決め手がないという人は、登録のしやすさで選ぶのも1つの方法です。
最近は来社不要で登録可能な派遣会社も増えており、さまざまな登録方法に対応しています。
たとえば、Webで必要な情報を入力し、本人確認書類をアップロードするだけで仕事紹介が受けられる登録方法も。
大手派遣会社の中では、マンパワーを除くすべての派遣会社がWeb入力のみでの登録に対応しています。
マンパワーは「電話登録」「来社登録」のいずれかになるので注意してください。
もちろん、中には来社登録でコーディネーターと対面し、いろいろ相談したいという人もいると思います。
来社登録を希望するなら、生活圏の近くに登録拠点がある派遣会社や、駅チカ・駅直結といったアクセスのいい立地の派遣会社を選ぶと、登録会へも参加しやすいでしょう。