派遣求人案件が多くなる時期と不要な案件の断り方

一口に人材紹介会社である派遣会社の求人案件と言っても、その業種は非常にたくさんあります。

多くの派遣会社ではこれまでの経験を踏まえた上で仕事を紹介するカウンセリングなども実施されているため、このような派遣スタッフと接する機会を大切にして、自分がどのような仕事に就きたいかなどの希望をしっかり伝えることが大切です。

カウンセリングの時点で希望の仕事が見つからなかった場合でも、希望条件はもちろんこれまでのキャリア経験やスキルに合わせた仕事の情報を、電話などで紹介してもらえます。

自分がいいと思った求人案件を受けるのは簡単ですが、反対に断るのは難しいと感じている人は多くいると思います。

興味がない、希望条件に合わないなど、断る理由はいろいろありますが、一番やってはいけないのは、いやだと思ったのにしぶしぶ「はい」と受けてしまうことです。

いい案件だけれど、他社で紹介された別案件と比べる必要があるなど、時間をかけて検討する必要がある場合は「検討します」と答え仕事情報について考慮することになります。

反対に絶対に受けるつもりがないのに、「検討します」と答えてしまうのは良くないことです。受ける気がない案件であれば、きっぱりと理由を伝えて断ってしまいましょう。

なるべくやんわり断りたいのであれば、「せっかく紹介していただいたのですが…」といった言葉を添えるといいでしょう。

また、紹介された案件を断るべきか、受けるべきかの時点で迷う方も多くいます。

これは、最初の段階で自分の中の優先順位を決めておくことで、受けるか断るかを決めやすくなります。

例えば、一般事務業務が良い、営業が良い、システム開発が良い、工場業務が良い等の仕事の職種や環境に関することで決める人も多いです。

自分の資格やスキルを活かせる経験者優遇の企業が良い等の優遇面を重視している人もいますし、未経験OKの職場か気にする人もいます。

住み込みOKや社員寮がある、勤務地はこのエリアが良い、通勤の交通費や保険料がついている、時給はいくらくらいが良い、生活費には最低でもこれだけの給与はもらいたい等の生活一般に関することで決める人も多いです。

つまり、「この条件だけは絶対に満たしておきたい」ということを1、2個決めておくと検討しやすくなります。

業種などにもよりますが、派遣会社の求人案件は件数が多い時期、少ない時期があります。

全体的に年度初めとなる4月や10月からスタートの案件が多いことから、その1ヶ月前にあたる3月と9月は、求人数が一気に増加しやすくなります。

それ以外では、6月と12月も多くなります。これらの時期は登録する求職者も増えますので、なるべく早めに登録することをおすすめします。

派遣会社を利用している求職者の中には、複数の派遣会社に登録することで幅広く求人案件を探し、仕事の成約率を増やそうとしている人も多いと思います。

そのような場合のマナーとして、仕事が決まった場合は他の派遣会社に報告することを忘れないようにしましょう。

派遣会社Aの紹介案件に決まったとして、派遣会社Bがあなたの仕事が決まったことを知らずに案件を探し続けるといったことを防ぐためです。

釣り案件を正確に見分けるのは非常に難しい

派遣会社では、「釣り案件(釣り求人)」についてもいろいろな噂が流れ、求人情報を探している求職者の間でも口コミで問題になっています。

そもそも釣り案件とは、どのような案件のことを言うのでしょうか。

釣り案件とは、簡単に言うと派遣会社が自社登録スタッフを増やすために用意した、偽物の求人案件のことを言います。

そのような企業はないにも関わらず、登録先の企業のように振る舞い仕事の求人情報を出します。

このような案件の大きな特徴として、誰もが「条件がいい」と感じる好条件であることがほとんどです。

条件がいい案件であれば、当然ながら多くの求職者が登録します。しかし実際はそのような案件は存在せず、偽の求人情報だった場合、その案件は「釣り案件」であった可能性が非常に高いというわけです。

このように、客寄せのためにいかにも好条件で用意された偽案件のことを、釣り案件と呼んでいます。

例えば、時給の良い家庭教師アルバイトや短期バイトの仕事をスタッフが企業の担当者として一括登録をします。

すると、求人企業を探している登録教師が応募するのですが、それはスタッフが釣りの為に登録しただけなので、もちろんそのような企業や家庭教師会社は存在しませんし、登録されていた内容のアルバイト家庭教師や短期バイトの仕事の求人もありません。

釣り案件にはいくつかの特徴がありますので、本物か偽物であるかを上手に見分けて引っかからないようにしておくことが大切です。

たとえば、未経験OKなのにやたら時給が高い、待遇がいいなど、誰でも応募しやすいのにあからさまな好条件案件の仕事の求人を見つけた場合は、釣り案件だと判断する人が多いです。

ただし、単発や短期系の案件であれば、高時給で未経験可なのは珍しいことではありません。

このように、本当に釣り案件であるかどうか見分ける方法は、明確には確立されていないのが現状です。

また、釣り案件と思われた案件が、実際はただの入力ミスや更新ミスだったというパターンもあります。

情報の更新精度にも、派遣会社ごとに違いがあるためです。
募集が終了してしまったなど、案件の募集情報・状況がリアルタイムで反映されなかったばかりに、釣り案件と勘違いされるケースもあります。

反対に、すでに募集が終了しているとわかっている案件の情報を意図的にそのままにすることで、登録者を増やし客寄せを狙うパターンもあります。

しかし、そのような行為が意図的なのか、うっかりミスであるかどうかを明確に見分ける手段も、現時点では確立されていません。

それ以外にも、本当に存在する好条件の案件が、応募が殺到してすぐに募集が終了してしまったために、「釣り案件だ」と勘違いされてうわさが広まってしまったというパターンもあります。

特に、案件の数が増える時期は更新作業が追いつかず、登録して応募しようと思った頃には募集自体が終了していたというケースも少なくはありません。

家庭教師や短期バイト等の業種だけにある話しではなく、色々な求人サイトやバイト登録サイト、販売系バイトや対応スタッフ等の業務でもありえます。

いろいろなパターンがありますが、その業界や口コミサイト、経験者の意見を参考に注意しながら、いずれの場合も割り切って、あまり悪く考えずに、次の仕事探しに切り替えましょう。