法律事務所で事務員が担当する具体的な仕事内容

法律事務所から派遣会社に来る求人のほとんどは事務員の募集です。

ただし、一般企業の事務とは異なる部分も多いので、応募前には業務内容をよく確認しておきましょう。

法律事務所で事務員が担当する仕事内容は、秘書業務と法律実務に分けることができます。

秘書業務では、電話応対、来客応対、弁護士のスケジュール管理、ファイリング、裁判資料のコピー、FAXの送受信、外回り業務などを行います。

電話や来客応対といっても、法律事務所では一般企業とは異なり、依頼者、裁判の相手方、警察、裁判所、検察、弁護士会などさまざまですので、相手の名前や伝言などは正確に聞き取って弁護士につながなければなりません。

裁判所からの期日連絡や、その他の官公庁からの電話も多いので、専門用語を知っておかなければスムーズな取次に支障を来す恐れがあります。

弁護士のスケジュール管理は、法律事務所ごとに異なりますが、通常は弁護士の予定表である期日簿で管理されます。

裁判の期日や依頼者との面談などで毎日のように更新されるので、スケジュールは頻繁に弁護士と確認作業を行うことになります。

ファイリング業務は、法律事務所での業務の中でも特に重要な業務であり、書類の管理方法は弁護士ごとに異なりますが、必要書類をすぐに取り出せるように、就業先のやり方を早く習熟することが求められます。

また、裁判資料のコピーは、法律事務所では日常的かつ重要な業務です。

裁判所に提出する証拠書類や調査の参考文献など、さまざまな書類を扱うので、コピーの取り方も一定のルールに従う必要があります。

また、時には、裁判所や弁護士会に書類を提出したり、法務局から書類を取り寄せたりするために、外回り業務が発生することもあります。

法律実務には、弁護士法第23条照会による書類取り寄せ業務、戸籍や住民票などの取り寄せ業務、法令・判例のリサーチをはじめとして、訴訟や調停、示談に関する文書の作成、契約書の作成、破産処理手続、商業登記、不動産登記、支払督促、強制執行、遺言書の作成などなど、数え上げればキリがないほどの業務があります。

どれもミスの許されない重要な業務です。

法律事務所からの求人に応募する場合、履歴書や職務経歴書の作成には十分注意を払いましょう。

法律事務所の仕事というものは、常にミスの許されない事務処理の連続ですので、履歴書を見る弁護士は、そうした業務を任せられるかどうかという視点で見てきます。

誤字脱字、不体裁、修正液の使用などがないように、細心の注意を払って作成しましょう。