派遣会社に登録して仕事をもらうには、会社の登録会への参加が第一歩です。
たいがいの派遣会社では、まずインターネットで仮登録して登録会に予約し、一度出向いて派遣社員として登録する流れになっています。
登録会では適性テストやスキルチェックのほか、面談を行って登録者の希望条件を訊いていきます。
この登録会では、登録する人のビジネスマナーもチェックされます。
派遣会社は派遣先の会社へ適正な人材を送るのが仕事ですから、社会人としていい加減な人には仕事は紹介されません。
社会人としてのマナーを心得ていることをしっかりアピールする必要があります。
コミュニケーション能力やあいさつ、言葉遣いなどを派遣会社の担当者はきちんとチェックしていることを忘れないようにしましょう。
まずは時間を厳守することです。ビジネスでは基本中の基本です。登録会には、遅くとも10分前には到着しているようにします。
身だしなみをチェックする程度の余裕を持ちましょう。当日、電車の遅延などで間に合わないときなどは、早めに連絡を入れます。
また、あいさつはコミュニケーションの基本です。
「よろしくお願いします」「ありがとうございます」など、明るくはっきりとした声で言うことで印象はぐっと良くなります。
姿勢も大切で、背筋を伸ばして相手の目を見てきちんとあいさつをしましょう。
言葉遣いもしっかりと社会人らしく、丁寧な敬語を正しく使うようこころがけましょう。
コーディネーターは緊張をほぐそうとしてフレンドリーに話してくれることも多くありますが、それにつられて言葉が崩れてしまってはいけません。
打ち解けた雰囲気で話すのは悪いことではありませんが、あくまでビジネス上のつきあいであることを忘れないようにしたいものです。
また、携帯電話やスマートフォンの電源は必ずオフにしましょう。
少なくともマナーモードにしておいて、面談中に着信音が鳴ることのないようにします。
コーディネーターが最も知りたいことのひとつが、相手にどのようなスキルや経験があるかということです。
履歴書や職務経歴書では伝わらない部分を訊いてきます。
このときも、あいまいに答えず、はっきりと自分の経験や仕事への考え方などを述べるようにします。
「なんでもできます」とか「どんなものでもやります」などといった答えは禁物で、自分にはこういうことができる、こういうキャリアがある、またはできないといったことを伝えるようにしましょう。
嘘やごまかしは通用しません。まずは派遣会社のコーディネーターとの信頼関係を築くことが必要です。
●リクナビ派遣
派遣の登録会に参加する際に注意するべきビジネスマナーをまとめています。
時間厳守やあいさつ、言葉遣い等、担当者にどこがチェックされるのか説明されているので参考にしましょう。
http://haken.rikunabi.com/conts/guide/detail_0403.html
派遣会社の登録会は遅刻厳禁です!
派遣という働き方は社会的にも定着し、会社で自分のスキルで仕事をし、生きていけるスタイルとして、正社員よりも派遣のままで働きたいという人も増えています。
希望の仕事のみを時間通りにこなすだけでよい場合がほとんどで、残業や雑務に追われることもないため、仕事に集中できるというメリットがあります。
ただ、社会人として、仕事に対しての責任感のあることは派遣会社にも、実際に働く会社にもしっかりとアピールしておく必要があります。
派遣社員として登録するには、普通はインターネットのサイトで仮登録した後に、登録会に参加することになります。
これは一般的に、登録カードと呼ばれる書類に必要事項を記入して面談を行います。その会社の仕組みなど説明を受け、エクセルやワードなどのスキルチェックを通して登録者のスキルや希望条件に合った職種や仕事を探し紹介するための資料とするものです。
職種や勤務日、時給などの希望はこの登録会での面談などで伝えていくことになります。
たいていの場合、コーディネーターと呼ばれる担当者との面談となります。
この登録会は、会社でいう説明会と就職試験です。そのため、遅刻は厳禁です。この時点でマイナス評価になります。
派遣社員はスキルを活かして働くスタイルですが、社会人としての責任感があるかどうかは大きな評価のポイントとなり仕事紹介をされにくくなります。
仮登録の時点で登録会の会場をしっかり確認し、地図などをプリントアウトするなどして準備し、路線などを確認の上、少なくとも10分前には会社に到着できるようにしましょう。
近年ではスマホで確認しながら行けばいいという考えも浸透しつつありますが、万が一電源が切れたら大変です。
地図はしっかりプリントアウトしたものを利用しましょう。
また、グーグルアースなどを利用すると、周辺の様子を目で見て確認できます。できればそこまでの準備をしておきましょう。
まずは派遣会社で良い評価をもらい、企業に紹介してもらわねばなりませんので、服装はきちんとしたものを選び、履歴書を持参と言われた場合には、写真の貼り忘れはないか、書類に書き漏れはないかなどをしっかりチェックしましょう。
面談の際には厚生年金の有無や、就業期間や時間帯の希望、残業の可能性はあるのかなど、些細なことでも質問や相談をし、自分の希望にそった勤務先を紹介してもらえるようにしましょう。
時間厳守は、ビジネスマナーとしては基本中の基本です。
登録会は、登録者とコーディネーターが初めて会う機会です。
ここでのマイナス評価は覆すのは容易ではありません。
早めに最寄り駅に到着し、気持ちを落ち着けて会社に出向くようにしましょう。
身だしなみをチェックできるくらいの余裕が欲しいところです。
派遣会社との信頼関係を築く第一歩と考えましょう。
また、電車の遅れなどの不測の事態が起こる可能性も充分にあります。
この際には、遅延が分かった時点で早めに連絡を入れましょう。
また、当日急な用事が入ることもあります。このときも必ず事前に会社に連絡を入れるようにします。
何の連絡もなしにすっぽかすのは社会人として失格です。
●パナソニック エクセルスタッフ
事務、営業、販売の求人を行っている派遣会社です。
知って得するビジネスマナーを電話対応や言葉づかい、メールなど基本的なマナーを確認することができます。
https://excelstaff.co.jp/haken/cafe/manner/index.php