派遣社員でもクレジットカード作成やキャッシングは可能なのか?

派遣社員として登録していてもクレジットカードは作成可能?

経験やスキルを活かしながら働けて、業務の範囲が明確な仕事として、派遣社員という働き方を選ぶ人が増えています。

お茶くみや雑用などの本来業務でない仕事をする必要がなく、集中して職務をまっとうできるというメリットがあります。

ただ、派遣社員は期間限定で働くスタイルであるため、安定収入という点で信用がないと思われがちなマイナス面があることも確かです。

たとえば、クレジットカード審査は正社員よりも厳しいと言われています。

正社員やパートの場合は、給料が継続的に支払われ、あまり大きな変動がなく、確実に収入を得られます。

派遣社員は、1ヶ月という短期間で職場を移ることも珍しくありません。

収入の安定性はクレジット会社が重視する点のひとつで、ここでは派遣社員は不利であると言われています。

ただ、近年は派遣社員という形態で働いている人からの需要も高く、クレジットカード会社も顧客の獲得に有利であるため、審査基準の幅を広げたり、カードの種類を増やすなどの努力をしており、派遣社員でも条件を満たしやすくなりクレジットカードを作れる可能性は年々高まっています。

クレジットカードを作る際の基準として、勤続年数が最低1年と言われています。

これ以下の時は、たとえ正社員でも審査が通りにくく、派遣社員の場合でも、最低1年は勤務してから申し込みましょう。

勤続年数が少ない人の場合は、審査が緩めの流通系カードを作って、そのカードを継続的に利用して支払いを滞りなく行っていると、銀行系のカードの審査に通りやすくなると言われています。

流通系カードとは、高島屋、三越、イオン、クレディセゾンなどが発行しているカードで、審査が通りやすくバイトや主婦の方でも審査に通るカードとして知られています。

銀行系のカードは審査が厳しい半面金利が低く、限度額も高く設定されています。

社会的な信用度も高く、安心して使えます。

派遣社員がクレジットカードを申し込む場合には、登録している派遣会社だけ記入する場合と、派遣会社と派遣先の企業の両方を記入する場合があります。この点をしっかり確認する必要があります。

また、クレジットカードを申し込む場合は、いわゆる在籍確認は必ず行われます。

派遣会社、または勤務先の会社に電話をかけて、本人が本当にその会社に在籍しているのか確認されます。

本人が電話に出られなくても、電話に出た人と、「今席を外しています」「外出しています」などの会話が成り立てば、在籍証明ができたということになります。

クレジットカードの特典
クレジットカード会社は顧客獲得のために様々なサービスを行っています。

西友やイオンなどが提供する流通系クレジットカードであれば、その系列店舗で割引を受けることが出来るサービスデーが設定されていることが多いです。

ポイントカードを発行している場合でも、クレジットカード会員ならポイントが増量されるといったサービスもあります。

また、提携しているホテルやレストラン、レジャー関連施設で優待を受けられたり、マイルを溜めやすいなどクレジットカード会社ごとに特色があります。

さらに、申込者本人のカードだけで無く、家族カードも含めて年会費無料であったり、年会費が掛かるが一定額の利用があれば無料になるなど差があります。

派遣会社に登録している人でもキャッシングは可能?

派遣社員は自分の好きな時に希望の職種で働けて、自由である反面、社会的には信用されていないと思われがちです。

厚生年金や健康保険もしっかりしており、福利厚生のある会社も少なくありません。

また、派遣社員は収入が不安定で、その点の信用がないために申し込みをしてもキャッシングの審査に通れないという誤解がありますが、条件が整えば派遣社員でもキャッシングの審査には通ります。

正社員よりは若干審査が厳しいという程度で、近年では派遣という雇用形態での需要が社会的に高まっているため、クレジット会社でも審査基準の枠を広げたり、カードの種類を増やしたりなどの工夫をしています。

キャッシングで重要なのは、利用者に信用があることです。

信用は年齢や勤続年数、収入、勤務先などから個人信用情報機関への照合を経て、キャッシング申込者に信用があるかどうかを審査します。

派遣社員がキャッシングカードを作る際に気を付けたいのが、勤続年数です。派遣は決まった職場があるわけではなく、3ヶ月から半年ほどで契約が終了する場合が多くあります。

そのため、1年以上派遣会社に登録があるということは、それだけ会社から認められていることになり、安定して収入のある人であると認められることになります。

一般に流通系のカードは審査が緩めと言われており、最初にこちらのカードを利用して支払が滞ることなく行っているという実績を積んだうえで、銀行系のカードを作るとよいと言われています。 

キャッシングについては、三井住友や三菱東京UFJなどの金融機関・銀行系は審査が比較的厳しい反面、金利が低く抑えられており、社会的信用度が高いと言われています。

それに対してアコムやプロミスなどの消費者金融系は審査は甘い反面、金利は高くなります。

高島屋や三越、イオンなどが発行している流通系は審査が通りやすいことで知られています。

主婦や学生、アルバイトで生活している人でも審査に通り、買い物でポイントがたまることから人気があります。

目的や限度額などを考えたうえで選んでいきましょう。

また、社会保険に加入していることが審査では重要であることも押さえておきましょう。

社会保険に加入しているということは、身元を確認でき、しかも勤務実績があり一定のお金を得ていることの証明になるからです。

社会保険の厚生年金保険や健康保険は、1週間のうち正社員の4分の3以上働いており、雇用期間が2ヶ月を超えているのが加入条件です。

この基準を満たしていると、審査に通りやすくなります。

派遣社員として登録しながら住宅ローンを組むのは可能?

派遣社員という働き方は日本で定着しつつあり、若い人だけでなく、主婦や退職者などの再雇用として活用されています。

社員登用や正社員としての雇用を狙いつつ経験を重ね、企業や業界を見極めて自分にふさわしい職場を探す手段としても利用されています。

派遣社員という働き方は、元来専門性の高い職種での雇用で、会社での経理や秘書、証券会社の外交員、海外営業事務などで広く利用されてきた雇用スタイルです。

近年はIT化が進んだことから、Web制作やプログラマーなどにも派遣社員として働く人が増えています。

派遣会社からスキルを信頼されて登録を継続されている人は、高い時給をもらいながら、働き方も自分に合ったものを選べますし、また住宅ローンを組むこも可能です。

正社員に比較すると、確かに派遣社員の方が審査のハードルは高いものの、派遣で働きながらローンを組んで住宅を購入している人も多くいます。

銀行などの金融機関が住宅ローンを審査する場合に重視するのは、安定した収入が見込めるのかということです。

そのため、正社員の方が審査には通りやすい面があります。それでも、派遣社員として5年以上の勤務年数のある人は、派遣会社からの信頼のある人とみなされています。

同じ派遣会社から継続的に仕事を任されているという実績があればいいということになります。

また、銀行としては、借りる側のお金を流れを正確に把握しておきたいという考えがあります。

月々どの程度の収入があり、またどの程度の支出があるのか把握した上で、審査したいという発想が根本的にあります。

そのため、住宅ローンを組むにあたっては、いわゆるメインバンクとして使っている銀行が通りやすいと言われています。

給料の支払い口座から公共料金の引き落としや生活費の引き出しなどを行い、その銀行から住宅ローンを組むようにすると審査は通りやすくなります。

正社員でも派遣社員でも、住宅ローンを利用する時の頭金は、物件価格の1割程度が必要とされています。

この頭金を多く用意できれば、それだけで信頼につながります。

物件の価格を検討しながら、中古の戸建てやマンションなども検討するといいと言われています。

民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して長期固定金利住宅ローンとしているフラット35という制度も、視野に入れておくとよいでしょう。

この制度は審査基準が物件寄りで、購入する物件が適用する時の条件に適合するかどうかを重視します。

収入や職業を検討しないわけではありませんが、物件の条件の審査を重要とするため、派遣社員でもローンが組みやすいと言われています。

フラット35とは
三井住友銀行など民間金融機関と住宅金融支援機構が提携し提供している長期固定金利住宅ローンです。

資金の受取時に借入金利・返済額が確定する住宅ローンなので長期にわたる返済予定を立てやすくなります。

フラット35のメリットは経済状況の変化によって、金利が変化しても初めの契約時に決定した金利で返済することが出来ることです。

そのため、金利が上昇しても返済額は変わらず、計画的に返済をすることが出来ます。