10月、11月、12月と年末に向けての派遣登録

10月からの派遣登録は経験者にはむしろ有利?

正社員でなく派遣で働くスタイルは、法改正によって法的な規制が緩和されたこともあり、多くの企業で採用されています。

従来は限られた職種でのみ認められていた人材派遣ですが、今は多くの業種で可能になっています。

弁護士や司法書士など一部の士業と呼ばれる職種を除くほとんどの業種で、派遣での働き方が認められています。

派遣で働くには、まず派遣会社に登録して、そこから求人に応募する形になります。派遣社員は基本的に、働く現場となる会社に就職するのではなく、派遣会社との雇用契約によって働くことになります。

給与の支払いは派遣会社が行うことになっています。一般的に派遣の求人量は1月から3月が多いと言われています。

4月からの新年度に向けた採用です。その次に多いと言われているのが、9月から10月の時期です。

この時期は退職者の補充や新規事業のスタートの時期にあたっており、採用のニーズが高まります。

派遣の契約は3ヶ月ごとの更新が多く、4月や7月、10月に始まる求人が多くなります。日本の会社の多くが8月にお盆休みをとります。

この時期には採用活動はほとんど停滞して、実際の追加や新規の募集が休み明けに動くことになります。

また、春から出している求人が決まっていない場合に、企業は年内の12月中に採用を終わらせたいと考えることがあり、新しい採用者への仕事の引き継ぎを考えて12月の2ヶ月前には採用意欲が高まると言われています。

企業は新年度に入る4月から1年を単位として、事業や採用の計画を立てるのが通例です。社員の転職などによって欠員が出なければ4月の採用で済むように計画を立てます。

ただ、業績によって増員が必要になったり、急なプロジェクトの立ち上げで人員を追加する必要性があるケースが、9月から10月に多く発生します。このため、10月には派遣社員へのニーズが高まります。

このため、ある程度のスキルのある人や経験のある人にとっては、即戦力をアピールできる時期でもあり、10月は派遣に登録するのに絶好の時期のひとつとされています。

経験の浅い人や新しい職種へチャレンジするのには若干苦戦すると言われていますが、企業の採用意欲は年々高まっているため、今後は10月に積極的に未経験者を採用するケースも多くなると予想されています。

派遣社員は、働き方の自由度が高く、またピンポイントで自分の希望の職種に就けることから、年々希望者が増えています。

企業としても、正社員に比較して採用しやすく経費も削減できるため、正社員の退職によって空いたポストに派遣社員を充当するケースが増えています。

紹介予定派遣
派遣社員を正社員の代わりに当てることが多いですが、中には派遣契約期間終了後に派遣先会社が派遣スタッフと直接の雇用関係になることが前提の派遣もあります。

この場合、派遣スタッフと派遣先企業が合意することにより雇用契約が結ばれます。

ただし、直接雇用する、ということなので必ずしも正社員になれるとは限らず、アルバイトや契約社員になるという場合もあります。

また、派遣時に面接や、職務経歴書等の書類提出を求められる場合もあります。

しかし、紹介予定派遣は現場で働きながら仕事内容を確認することができるため自分が希望している仕事であるか?や職場の雰囲気、上司や同僚との人間関係などを実際に確認できるというメリットがあります。

派遣先会社側としてもその人材が自社の力になるかを見ることが出来るため有意義な就職活動と言えるでしょう。

派遣会社への登録は11月からでも大丈夫?

派遣会社への仕事の採用のための登録時期として一番適切なのは3月から4月です。

日本の企業のほとんどは3月決算で、勤務している一般の正社員やすでに雇用している契約社員たちの人事異動が4月であるため、この時期に新プロジェクトのスタートや部署間での人事調整などが行われるからです。

働いている会社を退職して、派遣社員として働くという人もこの時期に増えることになります。

人材派遣協会による統計調査によると、雇用契約について求人募集の多いのは、3月・4月の新年度の切り替わりの時期と、もうひとつは10月です。

10月に募集が多いのは、3月決算の次の半期決算が9月となるためで、半期決算によって一般的な会社の人事の調整が図られることが原因と言われています。

一般に派遣社員の登録は、この3月や10月の決算の時期の2週間ほど前から始めるとよいと言われています。

逆に求人の少ないのは5月と8月で、これはどの会社でも大型連休があるためで、特に8月は派遣社員だけでなく正社員の募集全体が少なくなる傾向があります。この反動で9月の求人も増えます。

9月から11月くらいにかけては、1年のうちでも派遣社員として働き始めるのに向いている時期と言えるでしょう。

春の求人に比較して、秋の求人では、より経験者を求めたがる傾向があります。派遣社員は、秘書やプログラマーなどの専門職を求めます。

9月決算で業績のふるわなかった部署やプロジェクトへのテコ入れとしてそれらの付随作業のために派遣社員を使いたいと考える企業が多いため、秋の求人は基準としてスキルの高い人材を要求する傾向が全体としてあります。

11月からの求人では、ある程度9月で人材を揃えたうえでの募集であることが多いことは覚えておいた方がいいでしょう。

3月と9月は求人が多い反面で求職者も多いため、逆に激戦となるケースもあると言われており、その時期を外した方が有利という意見もあります。

慢性的な人材不足に陥っている会社は、この時期に人が集まらない傾向があるため、11月の求人の方が仕事を見つけやすいケースもあると言われています。

派遣業務は各社で広く採用するようになっており、求人の時期にあまりこだわる必要がありません。

いつでも自分が始めたいと思った時に派遣会社に登録しましょう。

登録して即日で話がまとまり、勤務先が決まり早速勤務開始となるケースが増えており、就職活動には充分な心の準備も必要です。

派遣会社は大手から中小まで多様な会社があり、契約期間や得意な雇用契約先などそれぞれに特徴があります。

たいていはインターネット上で仮登録をして、登録会に出向いて面接やスキルチェックをしてから本登録するシステムになっています。

11月は他の時期に比較して落ち着いており、また、8月や年末年始の間の時期であることから、自分の希望する職の内容や時給といった契約内容の条件などから、自分にとってよりよい仕事を見つけられるようにじっくり検討して決めることのできる時期でもあります。

派遣の求人数が少ない12月でも即日働ける人なら大丈夫

派遣社員という期間契約社員勤務の仕事の求人件数は時期によって増減します。

派遣での仕事は、ひとつの会社で3ヶ月や半年というの期間雇用契約で働くことが大半なので、契約更新の時期になると更新しない人も出てくるため、会社が契約期間満了に伴う退職者を補う意味でも求人件数が多くなります。

日本の企業の大半は3月が決算期で、4月から新年度のスタートとなっているので、4月と10月には人材確保のために派遣社員の求人が特に増えます。

逆にそれ以外の時期、特に11月、12月といった冬場には、年間を通して見ると求人量が少なくなります。

ただし、求人量が少なくなる時期とはいっても、会社に人材が必要になるケースはいくらでも考えられます。

突発的に欠員ができることもあれば、派遣先の企業の意向で人員交代を求められることもあります。

また、特に12月ですが、シーズン物のオーダーや年末商戦に対応するために、普段以上に多くの人員を必要とする業種もあります。

ですから、12月から派遣会社に登録しても仕事がないのではないかと考えている人がいるなら、そんな心配をするより、まず行動を起こすことが先決です。

自分自身にとって希望の就業先が見つかるかなど、条件の良い派遣先に出会えるかどうかは、スキルはもとよりタイミングにかかっていると言っても過言ではありません。

派遣社員を募集している企業としてみれば、希望するスキルを備えた人材がいるのなら、即日からでも雇用したいと思っています。

要は、そのような求人を見つけられるかが大切なのですが、そのためには、即日からでも働けるのなら、一刻も早く派遣会社に登録して、すぐにでも働ける旨を伝え仕事紹介してもらいましょう。

また、3ヶ月の雇用契約で働いている派遣社員にとって、12月は契約満了月ですから、契約更新しない人の穴埋め的に新たな契約社員を募集する企業は一定数存在します。

それに、12月はボーナス時期でもありますから、ボーナスをもらってから年内に一身上の都合で退社しようと考える人もいるので、正社員の補充までのつなぎとして、派遣社員を募集する企業もあります。

何より、得意とする業務があったりスキルが高かったりする人は、たとえ求人件数が少ない時期であっても常に必要とされるものです。

派遣の契約期間は3ヶ月や6ヶ月が基本とはいっても、毎月下旬になると人手が少なくなるものですから、優秀な人材は教育担当者をはじめ勤務先からたいへん重宝されます。

以上のようなことから、12月から派遣会社に登録しても仕事が見つからないということはあまりありません。

とはいえ仕事内容や条件など自分自身の希望通りに100%沿うものであるかというと、それは別問題です。

皆さんが希望する職種の会社で働くには、日頃から求人情報をこまめにチェックして、職務経歴書や履歴書を事前に準備するなど募集があればすぐに応募できるような態勢を整えておくことが大切です。

補足ですが、書類の書き方はネットにも情報がありますので参考にしてみてください。